職人さんの丁寧な仕上げ「金治郎」フレームをご紹介

本日は、メガネ一筋55年!増永金治郎さんが手掛けるハンドメイドの眼鏡「金治郎」の新モデルをご紹介です。
B120304kinjirou1
この深い黒、そして艶感。丹念に磨きあげられたセルロイドフレームは、さすが存在感が違います。正面から見ると、レンズ周りのフレームリムが薄くてシンプルに見えますが・・・
B120304kinjirou2
斜に見るとこの肉厚!通常のセル生地は4~5ミリなものが多いのですが、こちらは7ミリほどの厚い生地をフロントに用い、リム周りは薄く削り出して奥行を持たせたデザイン。時々すっと漂うこの奥行と、真正面からのすっきりとした印象とのギャップがいいですね。
そして、今回一層目を引くのは、エッジを立てまくったフレームライン。この生地厚がよりエッジを際立たせています。フロントからテンプルへ少しの狂いも無く滑らかに繋がる角のラインは「金治郎」の真骨頂と言えますね~
更に蝶番部分には飾りが施され、合口にはシルバーのラインが。これも横顔を彩るちょっとしたアクセント。
B120304kinjirou3
このライン、そのまま蝶番の内側まで続き、施されたシルバー製のプレートにはこの紋様のようなデザインも。(これは金治郎さんの家紋でしょうかね。)掛けている時には見えないけれど、重みのあるひと技です。
B120304kinjirou4
手間を掛けてしっかり仕上げられたものには、やはり独特の存在感がありますね。
是非お手に取ってご覧頂きたい眼鏡です。
■金治郎 MK-006