新ブランド「三木文二」の跳ね上げ眼鏡
只今開催中の「鯖江の手仕事めがね」フェア。
オートマチックに機械で量産されたメガネとは一線を画す、
多くの工程が、職人さんの手作業によってつくられた、
「メイドイン 鯖江」のめがねをご覧頂いております。
その「手仕事めがね」フェアに、
新しく誕生したばかりのブランドのめがねが加わりました。
「三木文二」コレクションです。
「三木文二」は、眼鏡職人・三木文二さんが手がけるブランド。
単式の跳ね上げメガネをおつくりになっている、数少ない職人さんです。
レンズが入るフロント部分が上に跳ねあがる構造のメガネのうち、
跳ね上がる部分が二重になっているものを複式、
(外側の跳ね上げるパーツ部分に、サングラスレンズが入っていて、
内側のフレーム部分には、度付きレンズを入れるタイプ)、
外側のパーツが一枚で、そのままレンズ部分が上がるタイプを単式と呼びます。
レンズは、遠く用のお度数を入れたり、
お手元用の度数にしたり、カラーレンズを入れてサングラスにしたり。
使用するレンズで、いろいろと用途は広がります。
こんな感じで上まで跳ね上げります。
細かい作業なので手元専用メガネが楽だけど、顔をあげた時にさっと遠くも見たい、
手元は裸眼の方が見えるという方には、レンズ部分の上げ下げのみ、
メガネのかけ外しは不要なので、ご好評頂いてます。
こちらのメガネは、
テンプル(耳にかかるパーツ部分)が弾力のある仕様になっていて、
かけ心地がとても良いのも特徴です。
レンズリム部分の七宝カラーがさりげないアクセントになっていたり、
部分的に飾り彫りも施され、しっとり落ち着いた印象です。
丁寧に作られためがねは、
何と言いますか、佇まいに品があって美しいな~と感じますね。
是非お手に取ってご覧くださいませ。
■三木文二 MB-301、MB-302